なんだか歯が痛む、パートナーの歯ぎしりで眠れない、歯の色が気になる、虫歯ができやすい、歯の困りごとがある方は多いと思います。そのまま放っておかずにまず相談して原因、解決法を知ることが必要です。

歯痛の原因は虫歯だけじゃない!膿の可能性もある

歯が痛むときは虫歯の痛みだと考えることが多いはずですが、実際には単なる虫歯ではなく、歯の根に溜まった膿が関係していることもあるので注意が必要です。
この場合は歯根嚢胞という疾患の可能性がありますが、これは歯の根の先端に膿の袋のような空間ができるものです。
自然に治ることはなく、放置しておくと膿を蓄えた空間は大きくなっていき、歯の周囲の顎の骨を溶かす場合さえ出てきます。

歯根嚢胞は神経を抜いたり歯の根を治療したりした後に起こりやすく、また事故や運動などで歯が割れたりヒビが入ったようなときも、適切な処置をしないと細菌が侵入してこの病気を引き起こすことがあります。
歯科医院ではこの病気が判明することが多いと言われています。
また、症状に関しては、噛むと歯痛がしたり浮いた感じになったり歯茎が腫れたりする他、膿が出て口臭が強くなったり、頭痛がすることもあります。
さらに全く痛みを感じないまま進行することもあるので、歯根嚢胞になりやすい条件を持っている場合は、定期的に歯科医院を受診することをお勧めします。

なお、歯根嚢胞の痛みは非常に強いこともあり、そんなときにはボルタレンやロキソニンなどの鎮痛剤を飲んだりすることになります。
ただ、根本的な治療を行わない場合はそれでも効かないこともありますし、歯痛が治まっても一時的ということになりやすいので、痛みの度合いに関わらず十分な治療を受けることが必要です。

歯根嚢胞の治療として一般的に行われるものとしては、細菌に感染した歯の内部の処置を行う根幹治療が挙げられます。
この場合は詰め物などを外し、細菌が繁殖した空間を薬剤を使ったり専用の器具で削り落とすなどして無菌状態にした上で、その後、詰め物を満たして細菌の侵入を防ぐようにします。
なお、このような根管治療では、痛み止めとして治療中にボルタレンやロキソニンが出されることもありますし、歯の空洞になっている箇所をガッタパーチャという薬剤で防ぐということも行われています。

ただ、歯根嚢胞が進行している場合には、このような治療だけでは症状が改善されないこともあり、そんなときは抜歯をしたり、骨の一部を削るような手術を行う必要も出てきます。
ですから、この疾患の場合はできるだけ早く治療を受けることが必要であり、その意味でも、少しでも歯痛を感じる場合は放置したり一時的な痛み止めに頼らずに、歯科医院に行って検査してもらうことが大切です。

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